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医院ブログと歯の豆知識

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2021.10.01

防衛医科大学 口腔外科 横江教授の診療が始まりました

本日午後より防衛医科大学の口腔外科、横江教授の診療が始まりました。
今後、第一週の金曜日と第三週の水曜日の午後に診療をして頂きます。

大学病院の口腔外科に行くのは、なかなかハードルが高いです。特に教授となればその機会は限られます。
僕も勉強をさせて頂きたいと思い、自分の診療は入れずに横江教授のアシスタントにつかせて頂き、勉強をさせて頂く事にしました。
自分よりも技術や経験のあるドクターのアシスタントにつくというのは院長になるとn
今日半日だけでも、本当に色んな事を学ばせて頂きました。

その学びのいくつかをご紹介しようと思います。

①投薬について

本日教えて頂いたのは投薬についてです。
予防的に術前1時間前から1日でアレルギーのない大人の患者さんにはアモキシリンを1000mg投与し、それで後抗菌薬はおしまい。今までは3日ほどは服薬して頂いていました。傷が落ち着くまで血中濃度を維持した方が良いと教わってきましたが、上記での通り、何日も服薬しなくても良いとの事でした。

②切開線について

今日は下の親知らずの抜歯のアシスタントをさせて頂いたのですが、抜歯後の血流を考慮し、視野を獲得する為には「大きく切るのではなく、しっかり切って綺麗に骨膜を剥離する」事が重要。

③縫合
下の親知らずでは切った通りに縫うのではなく、第二大臼歯の遠心を封鎖しやすい様に寄せて縫合した方が治癒が早い

④患者さんへの説明

この説明については本当に勉強になりました。

まず腫脹(腫れる)について

「腫れるとは身体が自分を治そうというスイッチを入れているのです。
腫れない事が良いのではなく、短期ではない治癒を考えると腫れたのは自分の身体を治そうとする正常な反応なので、ネガティヴに捉える必要はありません。」
抜歯後に患者さんからすれば腫れないで抜いけたら、当然喜ばしいことなのですが、腫れる腫れないが単純に技術的な問題だけではないということです。

⑤エナメル上皮腫(悪性ではないが大きく切除するし、良性の中でもタチの悪い腫瘍)の手術後の患者さんがインプラント手術を希望されたケースについて

腫瘍切除の為に大きく顎の骨を切除しているのですが入れ歯の違和感が受け入れにくい患者さんのインプラント治療について

大きく骨を外科的に切除して、かつ再発の可能性も絶対にないとは言えないこのケースにおいてはやはりインプラント治療はあまり推奨されるものではないです。
もし、インプラント治療の為に骨を作るためには骨移植、骨造成が必要になりますが、方法とリスクについてお話をしました。今回の患者さんは腸骨の移植が良いと思われるが、コロナの影響で現在防大では優先順位の低いオペになってしまうので、今は出来ないそうです。

その他、若手の教育の仕方やトレーニングの仕方、など多岐に渡り御指導頂きました。
合わせて座学も教えて頂けるとのことで、プロ中のプロの口腔外科医の知識、技術、考え方を学び、患者さんにはフィードバックしていきたいと思います。