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ジャングルブックから

ジャングルブックという映画がやっていますね。
フルCGの動物達の迫力が凄いと話題ですが、元はディズニーの古いアニメーションで、小さい男の子が狼に育てられ、ジャングルで仲間に助けられたり敵と戦ったりするというお話です。
実際、狼に育てられたり、チンパンジーに育てられた赤ちゃんというのは実在する様で幾つかそういったお話を調べました。
動物には種を問わず赤ちゃんに対し母性本能があるそうです。でもお腹が空いていたら食べちゃうので、育てる、育てないはタイミングの問題も大きいそうです。
ただ、2~3歳位に動物に育てられ始めた子供が人間社会に戻った場合、殆どは多くの言葉を発する事が出来る様にならず、人間社会にもうまく適応出来ず生涯を終える事になったそうです。
つまり、人間として2~3歳の時に人として育つ事が大事で、その時期の発達するチャンスを逃すと後で取り返す事は出来ないという事示しています。
シカゴ大学のヘックマン教授は就学前の早期教育が成人後の人生に収入や社会生活に良い影響を与えたという研究があります。早期教育により学力向上の効果は2年間程しか持続しなかったのですが、大学の進学率や手にする所得、生活保護にならない率など良い結果が得られたとの事。

僕達歯科医師も最初の数年で歯科医師人生が決まってしまう位に大事な時期であると、今は感じています。
1年の研修医を経て、皆、歩む道が分かれます。一般診療をやっている歯科に就職をしてスキルアップを目指す先生が一番多いでしょう。大学院で研究をしたり、外科や麻酔科などやる事は専門性が高い分野の勉強をする先生もおられるでしょう。どの道が正しいという事が重要なのではなく、「歯科医師としてのあり方」を考え、学んでいるかがとても重要だと思います。
当院でも何人かの代診の先生にお手伝いして頂いていますが、院長として若いドクター達にどうあり方を伝えるか、責任が重いのだなと、ジャングルブックからそんな事を感じました。

2016年9月14日

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